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カワセミ撮影していると飛びものや水絡みなどを狙うには照準器にお世話になっている。 照準器を使わずに撮影される人もいるようだが私がフィールドで会う方々はたいていが照準器装備である。 この照準器はバードウォッチング用の機材を売っている店で売られているがそもそもはエアガンを使用しての サバイバルゲームなどで使用されているダットサイトというものを流用しているようである。 そもそももっとたどると実銃用として使われていたものをエアガンに使用するとなったようであるが実銃用は 射撃時の衝撃にも耐えるように設計されていることから価格も非常に高価なものとなっているのでレプリカと 称して耐衝撃性能を落として価格を安くしたものがエアガンを使用してのサバイバルゲームに使用されてい るようである。 これを超望遠を使用しての撮影用に流用しているのだと思う。 撮影用に売られている照準器はオープン型だがエアガンなどで使用されるものはこのほかにチューブ型など があるようで大半は中国製のようである。 中には日本製のものがあるようでこれがドットの丸の精度が高いらしい。 こんな情報をネットで見つけた。 そしてオークションサイトで探してみると大量の照準器が見つかった、それも撮影用に売られているものに比 べると価格は非常に安い。 撮影用に売っているものはアクセサリーシュー取り付け用のマウントがセットになっていたりして1万円以上した りする。 マウントを自作さえできれば非常に安価にいろいろな照準器を選択できることがわかった。 そんな中で、中古ではあるが日本製のチューブ型の照準器を発見し落札してみた。 到着して現物を見るとしっかりした作りで満足できるものだった。 早速マウントを自作して撮影に使用してみたが最初はオープン型とちょっと勝手が違ったが慣れるとなかなか 使いやすい。 私が落札したものはドットの明るさを11段階に調整できさらにはドットの大きさを4段階に調整できるもので、 ドットの位置調整も上下左右調整でき、さらに調整ねじは手で回せるものだった。 倍率は1倍でレンズ口径は40mmのものである。 今までは調整用に六角レンチを持ち歩いていたが今後はこれも必要ない。 ドットの大きさはきちんと規格の単位がありMOAという単位で表示される。 MOAの計算式は(1MOA)200ヤード×3.14÷360÷60≒約100ヤード先において3cm。 4MOAは100ヤード先において約12cmとなるそうである。 ちなみに私が落札した照準器は2,4,8,12MOAの4種類からダイヤルで選択が可能だった。 オークションサイトで「ダットサイト」「ドットサイト」「Dot Sight」などで検索すると多数ヒットする。 レンズ口径は30mmや40mmのものなどがあるが見やすさからいうと口径は大きい方が良さそうである。 マウントの自作などして楽しみたい方にはこんな照準器もおもしろいかもしれない。 マウント部分は売られている照準器(ダットサイト)は規格があるのか私が知る限りは幅20mm厚さ4mmで 横長の菱形のような形状でフィットするようである。 このあたりは現物合わせで加工するのが間違いなさそうである。 工作のしやすさや重量が重くならないことから素材はアルミがよいが近くのホームセンターでアルミのフラット バーを探しても厚さ3mmのものしか売っていなかった、そこでネットでアルミの素材を扱う業者を検索してみ るといろいろなサイズが扱われていることが判明したので早速問い合わせてみた。規格品では長さが4mとな っていたが切り売りもしてくれると言うことで安定性を考慮して幅25mm厚さ4mmのものを1m購入した。価 格は600円でホームセンターよりも安かった。ただ、業者の会社まで受け取りに行けばということである。 送ってもらうと代引き手数料込みの送料は1000円とのこと、会社への通勤途中にあったので会社帰りに取り に行き600円で入手した。 あとはアクセサリーシューへの取り付けにはエツミ E-6283(ネジ付きシュー)を購入し利用した。加工したフラ ットバーをエツミ E-6283(ネジ付きシュー)へ固定するナットはホームセンターでインチネジ用(ステンレス)を 40円で調達した。 加工後はアルミ用の塗料で黒に塗りできあがりである。
できあがったチューブ型の照準器を取り付けた
照準器をアップで
覗いた感じをうまく撮れなかったので雰囲気だけ
調整用ネジはキャップを外して手で調整可能
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